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高次元宇宙少女 宇宙記憶 TOP

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星の大海で

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星の大海で私はアリシアと2人きりでいた。
 全周囲、見渡す限りの宇宙空間に星たちが煌いている。

 私たちは長いこと黙っていた。

 彼女の赤い精神波の輝きが私を照らす。
 風も無く彼女の白い髪とドレスが揺らいでいる。

 私はそんな彼女に魅せられていた。

「魔王様」

 唐突な呼び声に、私はふと我に返った。

「何?」

 私は精一杯平静を装って呼び声に応えた。それが無駄な行為であることは解っている。

 アリシアは近くの星をひとつ手に取ると笑顔で私に差し出した。

「はい、アイスクリーム」

 星はバニラ味のアイスクリームになっていた。

「ありがとう」

 私はアイスを受け取ると無表情のまま食べ始めた。
 もちろん味は絶品だ。当たり前だけど。

「アリシア?」

「何?」

 アリシアは何時の間にか手にしていたイチゴ味のアイスクリームを食べながら応えた。


 アリシア、あなたがいたから私は今まで私を保ってここまで来ることができた。
 どんな時も一緒にいて私の支えになってくれた。
 私を励まして、勇気付けてくれた。
 あなたがいない世界なんて想像もできないわ。
 本当にありがとう――


「……何でも……ないわ」


 私たちはアイスクリームを食べ終えた。
 また黙って巡る星々の観察を再開した。


 時間が流れる……


「そろそろ城に帰りましょう」

 どれ位経過しただろうか……
 私は帰還を提案した。

「ええ、そうね」

 アリシアは静かに同意した。


 私たちは光の翼を広げ飛び立った。

 しっかりと互いの手を繋いで。




 無数の星々が線となって流れ――

 私たちは真っ白い光に包まれた










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